例年よりもだいぶ早く桜が開花するほど暖かく、気持ちの良い日々が続くようになってまいりました。

そして世間は年度末。4月から新生活がスタートする方も多いのではないでしょうか。

我々の業界では、4月から建築士による「省エネ住宅の説明義務」が生じるようになりました。

これは、あなたが建てる住宅が省エネ基準に適合しているかどうかや基準に適合しない場合、

適合するのに必要な変更内容等を説明することです。

そもそも、住宅の省エネ基準は屋根や外壁などの断熱性能に関する「外皮基準」と住宅内で消費されるエネルギー量に関する

「一次エネルギー消費量基準」の２つがあり、間取りや窓や扉の大きさ、使用する素材等、様々な要素を計算して省エネ基準に

適合しているかを数値化して算定します。

さらに、この基準値は、市町村ごとに地域区分が定められていますので、建築場所によっても結果が異なるので、

こうしたら基準を満たすという明確な答えがありません。

そのため、お客様ごとに基準を満たすかどうかを計算する必要がありますので、

お客様ごと説明するように制度が改正されたというわけです。